2014.6.30

元気を運ぶ魔法の雫で
周囲に小さな幸せを。

プロフィール

宮下智子

東京

  • アロマテラピーインストラクター

46歳の時にアロマテラピーアドバイザー、アロマテラピーインストラクター取得。

アロマテラピーへの想いが再燃、
資格にもチャレンジ

大学卒業後はマスコミに就職したのですが、昼も夜もない毎日で心身ともに疲弊しきっていた頃、ホーティカルチュラルセラピー(園芸療法)を知りました。同じ時期に母のガーデニングを手伝う機会があったのですが、土の匂いや花の香りになんだかとても癒やされたんです。それをきっかけに会社を辞め、渡英してホーティカルチュラルセラピーやアロマテラピーを学ぶことを決めました。アロマテラピーが生活の一部であるイギリスではたくさんの刺激を受け、充実した日々を過ごしましたが、当時の日本ではまだアロマを仕事にする環境は整っておらず、帰国後は結局元の仕事に復帰しました。
しばらくアロマテラピーからは遠ざかっていたのですが、昨年、かつてアロマテラピーを共に学んだ知人と再会したことで想いが再燃。勉強をし直し、AEAJの資格に挑戦しました。

アロマのおかげで、子どもの
「失敗しなかったよ」の声が聞ける

我が家では、精油が小さな幸せを運ぶ「魔法の雫」にもなります。例えば、子どもの寝起きが悪いときや、学校で苦手なことに取り組まねばならないときに、大きな力を発揮します。よく行うのが、朝ごはん前のペパーミントの蒸気吸入と足浴ですが、学校から帰ってきて「今日は速く走れたよ」「失敗しなかったよ」といった声を聞くと、「少しは心の支えになったかな」とうれしくなります。

知識を深めたことで、
自信を持って提案できるように

子育てをしながらの勉強は簡単ではありませんでしたが、子どもたちの励ましに後押しされ、アロマテラピーインストラクターの資格を取得。正しい知識を得たことで自信を持って実践できるようになり、大きなプラスになりました。
家族だけでなく周りの人にも知ってほしくて、長女の幼稚園の送迎の待ち時間に、ママ友たちへ「季節に応じたアロマテラピーの活用法」を伝えていますが、これからはイベントなどもやっていきたいと考えています。
アロマがきっかけで人とのつながりが広がることを実感し、資格を取って本当によかったと思っています。

アロマテラピーを
料理のような身近な存在にしたい

アロマテラピーを楽しむ人が増えてはいますが、日本ではまだまだ浸透しているとはいえません。例えば、幼稚園でも市販のユーカリの虫除けスプレーを使っていますが、なぜユーカリがよいのかも、自分で簡単に作れることも知らない人がほとんど。でも、アロマに興味を持っているママたちは多いので、まずは自分の周りから少しずつ広めていきたいと思っています。そのためにも、私自身がさらに深く学んでいかないと。お料理のレシピ交換と同じように、ママたちがみんなで気軽にアロマレシピの交換ができるようになったらいいですね。

※記事はすべて取材当時の情報です。

プロフィール

宮下智子

東京

  • アロマテラピーインストラクター

46歳の時にアロマテラピーアドバイザー、アロマテラピーインストラクター取得。

おすすめのインタビュー