2014.5.15

アロマテラピーのチカラを
美容の場から広げていきたい。

プロフィール

藤本智子さん

東京

  • 美容師
  • アロマセラピスト

20歳で美容師免許を取得。31歳の時にアロマテラピーアドバイザー、アロマテラピーインストラクター、32歳でアロマセラピスト取得。

ハンドトリートメントで
お客さまに癒しの時間を提供

開業40年の地元密着型の美容室で、美容師として勤務しています。ここでシャンプーやカット等を行う傍ら、待ち時間に精油を使ったハンドトリートメントをしているのですが、さまざまな年齢層のお客さまに「贅沢な気分になれる」と好評をいただいています。トリートメントを楽しみに来店してくださる方も多く、私自身も幸せな気持ちになります。サービスをはじめた当初は、アロマテラピー初体験というお客さまがほとんどでした。「いい香りね」「肌がしっとりするね」と比較的スムーズに受け入れられていただけましたが、まだまだアロマテラピーの「本当のチカラ」を知らない方も多いようです。私自身が、アロマテラピーに助けられたこともあり、「アロマテラピーの本当のチカラがもっと幅広く知られるようになったらいいのに」と強く思うようになりました。

アロマで前向きな自分を取り戻し
美容の道へ

私がアロマテラピーに出合ったのは2011年の東日本大震災の頃です。震災のショックに加え、体調もすぐれない日々が続いていたのですが、たまたま手にしたアロマテラピーの本に共感し、スクールに通うことに。学んでみると本当に楽しくて、アロマセラピストの資格取得まであっという間でした。アロマテラピーを学び、自分自身が癒されて、自分を見つめ直す機会を得たことで前向きな気持ちを取り戻すことができ、しばらく離れていた美容業界に戻ろうと決心したんです。

師でもあるオーナーが、
背中を押してくれた

現在勤務している美容室は、実は20代の頃に1度お世話になったことがあるお店。オーナーでもある先生のお役に立ちたいという気持ちもあり、ここで再出発することに決めました。この道40年以上の先生は新しいものへの取り組みも柔軟で、「これからは美容業界でも癒しが必要とされる時代だから」と、お客さまへのサービスとしてアロマテラピーを導入するという私からの提案にも、快く賛同してくれました。

ヘッドスパとアロマテラピーの融合で
新しい癒しの形を発信したい

美容室で働くことを心から楽しんでいた私ですが、お店がヘッドスパを取り入れたことで、ますます仕事が面白くなってきました。そんな私を見て、先生が「あなたはもっと癒しを追求するべき」と、私の技術や想いをより活かせる職場を勧めてくださり、この春から、ヘッドスパの専門店に勤務することになりました。まずは、ヘッドスパの技術を磨くことが優先ですが、アロマテラピーのチカラを広く発信する拠点にできたらいいなと思っています。そのためにはもっと自分自身を磨かなくては!こうした気持ちになれるのもアロマテラピーの効果かもしれません。以前だったらくじけていたかもしれない時も、今はアロマテラピーが心の支えのような存在になっています。次のステージでもさらに成長できるよう、努力を続けていくつもりです。

※記事はすべて取材当時の情報です。

プロフィール

藤本智子さん

東京

  • 美容師
  • アロマセラピスト

20歳で美容師免許を取得。31歳の時にアロマテラピーアドバイザー、アロマテラピーインストラクター、32歳でアロマセラピスト取得。

おすすめのインタビュー